小松弦太さん
コンポート
一万年続いたという縄文文化を愛する小松君。
おおらかな自由意志を持ち、狩猟生活をした縄文人。
弥生人は、農耕生活によって、
装飾より使い勝手・無駄を省く精神という合理的思考に。
縄文の良さは、地域を支配することよりも、自然の中での共生であった。
幼稚園の頃「見本をなぞって文字を覚える」ことに抵抗を感じ、
小学校入学頃から、
「疑わずに、みんなが足並みをそろえ従う」ことに違和感を感じたと言います。
学校を休みがちの頃もあり、山に登って岩の上で瞑想することも。
中2のある日の瞑想中、つながった感覚を覚え、
ふっきれて普通に通学するようになったそうです。
高校では、美術部・軽音楽部でバンド活動も。
陶彫(陶の彫刻)の島剛先生のもと、大学では立体造形の制作をしました。
幻想遺跡 「月見の城」
卒業後、窯元で3年働き、実用品と自己表現的創作について
迷った時期もありました。
美術と生活が切り離されないようにはどうすべきか?
創造性を持ちながら、日常の感覚から離れず、
楽しさや癒しを感じてもらえるような工夫。
ひもづくりカップ
絵も描きたい。
立体も器も、オブジェと器の間のような作品も作りたい。
八木一夫「走泥社」のような活動もしたい。
絵も描きながら陶芸家だった父親のように、
小松君も個性的な活動を少しずつ展開しています。