金澤(カネサワ) シュウ さん紹介(後篇)
(前篇からのつづき)
陶芸教室の先生に陶芸学校に入ることを勧められ、
笠間の窯業指導所で2年、陶芸大学校研究科で1年学んだ。
同じ施設が、ロクロ中心で職人を育てる「窯業指導所」から、
造形も学ぶ作家養成「陶芸大学校」へ変わった、
ちょうどそのタイミングで両方に在籍した貴重な経験。
2017 国際陶磁器展美濃入選
2017.3 笠間陶芸大学校卒業
asuraの心
自分のやりたいことがはっきりせず、もやもやしていた時期が長かったが、
今は、土で作るというよりどころがあり、そのもやもやを形にできるようになってきた。
2018 陶ISM展(横浜)参加。
2019 「はなうつわ」(栃木県足利市の古民家)で華道家5人と陶芸家8人のコラボイベント参加。
襖絵・ちゃぶ台・柱・布といったいろんな要素のある空間でのコラボ。
作品として自己完結するのではなく、融合する面白さを初めて味わった。
アーティストから直接買える販売サイト
「これやん」(放送作家倉本美津留主催)に出品中。
空想の中で理想としているものを作ったら、それが現実になり、
次は違うものを作る。
自己認識の世界を変え、半年たてば作品も変わっていく。
他とのコンタクトからも刺激を受けながら、
進化しつづける金澤シュウ君、これからも目が離せません。