島﨑小乙里さん

うぐいすの初鳴きとともに

島﨑さん作品届きました

 

鮮やかな青

日立の海を見ながら育ったからでしょうか

 

ワインも 一味違って

 

のびのびと 無邪気な線画

 

すらっと ビールや日本酒など

 

土もの(陶器)も

磁器にマット釉(艶のない釉薬)

自由なかたち

春の暖かな日差しに映えています

 

あれから まもなく7年になりますが

島﨑さんのご実家の旅館も被災され

その後「うのしまヴィラ」として再生

2013年に工房にうかがった時の記事です

<島﨑小乙里さん紹介 その1ー2013.3>

< その2ー2013.4>

 

 

 

森 恭さん

「親王雛」

お待たせしました。

森恭さんの、創り込んだお雛様が届きました。

 

「松喰い鶴」

<松をくわえた鶴>は、古典的な吉祥文(おめでたい文様)

紅花を重ね付けすると玉虫色に輝く(下唇)

 

龍の頭を持つ「霊獣」としてのカメ

「流水文」弥生時代の代表的な装飾文様

 

顔は、きめの細かい磁器

衣裳は、やわらかさを出す陶器

 

「月兎雛」

 

「ミケネコ 寧子でございます」

お行儀の良いネコとして「寧子」と命名

 

個性的な森恭さん作品、いろいろ届きました。

 

 

根切り

立春を過ぎると 日差しが変わり 

土の中の環境も変わる とのことで

正面のアキニレの根切りをしていただきました

 

什器で掘り起こした後

 

手作業で 根を切ります

 

3年ほど前は右側 今回は左側 

自然に任せると 根がどんどん広がり

木もどんどん背が伸びる

環境に合った大きさにとどめるために必要だそうです

 

盆栽も

昔の中国の女性の纏足 テンソク も

同じ理屈かもしれません

環境に合った形での成長・展開

人にも通じるでしょうか

 

 

銀世界

20センチをこえる積雪でした

 

8時過ぎには青空

 

近藤文 アヤ コーヒーポット・ドリッパー

 

雪かき

入口は スコップで

駐車場は 車を前後に動かしての圧雪 1時間半ほど

年2回ほどほぼ毎年のこと コツをつかみました

 

道路の雪はなくなりましたが

花壇などの日陰はまだしばらく

あったかいコーヒーでも飲みながら

せっかくの 冬らしさを楽しみましょう 

 

 

 

 

 

器と料理

穂髙隆児さんは 日本料理料理人を16年経験後

笠間でやきものを始めて6年目。

水戸のギャラリーでの個展では

「料亭穂髙」器も料理も穂髙さん

という贅沢な会がありました。

 

九恵 クエ 潮煮 紅燕 下仁田葱

 

朝鮮唐津角鉢

 

のどぐろ 河豚 フグ白子 芽生姜 酢橘 スダチ

 

鉄灰釉長皿

 

赤貝と蓮芋の酢の物

 

朝鮮唐津綴じ目 トジメ 鉢

 タタラで作り 口を六角にした後

 谷部分から底に切れ目

 口の三辺を綴じる

 

「器は料理の着物」とは 北大路魯山人の言葉

料理を知り尽くした穂髙さんの器

盛ったところを想像してお使いくださいね

料理人の料理とはちがっても

家庭料理には家庭料理の良さがあります